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2022年11月23日。
東京都世田谷区にある奥沢神社の次に訪れたのは、東京都目黒区にある熊野神社。
奥沢神社からは徒歩11分ほどの場所にある。
熊野神社
住所:東京都目黒区自由が丘1ー24ー12
ご祭神: 速玉之男尊・伊弉冊命・泉津事解之男尊
以前の創建と伝えられている。熊野詣が盛んだった頃、地元の住民が講を作って熊野参りをして本宮の御分霊を拝受して創建したと伝えられる。寛政八年(1796年)に社殿改修棟札の写しが残っていることから、少なくともその時期までにはこの地に創建されていた。かつて一帯は「谷畑」と呼ばれ、当神社も通称「谷畑の権現さま」と呼ばれた。
(wikipediaより)
自由が丘といえば、賑やかであり、閑静であり。
こちらの熊野神社は、駅に近く、周囲は住宅や様々なジャンルのお店が並んでいた。
しかし、静かだった。
人と出会わなかったわけではないが、静かだった。
それでは、熊野神社へ!
一の鳥居
熊野神社と目黒ばやし
江戸の祭礼は年々さかんになり、文化・文政期(ぶんか・ぶんせいき)(1804年から1830年)頃になると祭囃子(まつりばやし)があちこちで演奏されるようになります。その祭囃子(まつりばやし)の本流ともいわれるものに「神田ばやし」がありますが、「目黒ばやし」はその流れを汲むものといわれています。
演奏は、小太鼓(こだいこ)の「シラベ」2名、大太鼓(おおだいこ)の「オオドウ」1名、篠笛(しのぶえ)の「トンビ」1名、鉦(かね)の「ヨスケ」1名の計5名の構成で行われます。曲目は鎌倉、破矢(はや)、昇殿(しょうでん)、宮昇殿(みやしょうでん)、仕調目(しちょうもく)など十曲あまりが伝えられています。(目黒区役所HPより)
二の鳥居
境内案内図
三の鳥居
参道が意外に長く、鳥居が3つあることに驚いた。
そして、ようやく本殿到着。
本殿
本殿に向かって右側には稲荷神社がある。
稲荷神社
稲荷神社側からの熊野神社への鳥居。
周囲の喧騒から隔絶されたように思えた。
日本全国、どこにでもあるような神社ではある。
しかし、3つの鳥居が徐々に次元の変性をしていっているような感覚。
ここは、都会の中の異次元空間。
さて、奥沢神社・熊野神社の参拝を終え、ランチタイム!
折しも今日は11月23日。新嘗祭。
新嘗祭
宮中祭祀のひとつ。大祭。また、祝祭日の一つ。
新嘗祭は、天皇がその年に収穫された新穀などを天神地祇(てんじんちぎ)に供えて感謝の奉告を行い、これらの供え物を神からの賜りものとして自らも食する儀式である。毎年11月23日に宮中三殿の近くにある神嘉殿にて執り行われる。
同日には全国の神社でも行われる。
古くから、日本各地に五穀の収穫を祝う風習があった。また、宮中祭祀の中で最も重要な祭事として古代から行われてきた。
新嘗祭の儀式の中に弥生時代に起源を持つと考えられるものがあるため、その原型は弥生時代に遡るという説もある。
その後、律令により国家祭祀としての体裁を整えていった。また、皇位継承儀礼に組み込まれ、伊勢神宮の神事の形式を取り入れながら、宮中祭祀として続いてきた。
新嘗祭の意義については、「天皇が新穀を神祇に供進し、収穫を感謝する」ことが本義であるという説、「天皇が大嘗を食す」ことが本義であるという説、「天皇が神前で新穀を食すことにより天照大神の霊威を身に受けて、それを更新すること」が本義であるという説などがある。
(wikipediaより)
すると、天神地祇とのシンクロニシティ。
めぐり合ったのは、「田の実」。
新嘗祭のこの日だからこそ!
田の実プレート ↓
食後は、季節のデザート。
アップルパイにアイスをのせて。
食卓を囲み、楽しく、美味しく。
これもまた、人と八百万が出会う場所!
いただきます!
そして、
ごちそうさまでした!