あなたはどなた?
さまざまな地に赴く。
すると、そこには、さまざまな八百万や精霊たちがいる。
なんだろう・・
うまい言葉が見つからないが、
そこには、エネルギーの区分けがあるようだ。
もちろん、土と水は違い、水と火も違う。
だから、エレメンタルの違いではない。
なにかもっと別な、違いがある。
振り返れば、アラハバキ神との出会いから、
各地の地主神についても知っていくことになった。
人びとが崇め奉り、ご利益を求めて参る社。
ひっそりと山の中にあり、地域の人びとの信仰されている社。
地域の人びとにさえ忘れ去れたような社。
山を鎮め 川を鎮め 海を、樹を、
人が素通りする場所にある地霊、自然霊・・。
和御霊 荒御霊
立派な社 壊れかけた社 壊れた社
そこになにがあるのか?
そこになにがあったのか?
いるのか? いないのか?
本当はなんだったのだろうか?
後の世で語られたことは、信用しているし、信用していない。
おかしな表現かもしれないが。
なぜなら、八百万が祀られているところの多くは、
3階、4階建てのマンションのように、多重構造になっているようにみえる。
由緒に、ご祭神 ○○神となっていても、
別の八百万の神威が強く感じることがある。
これはなんだろう?
最初は不可思議だった。
複数のエネルギーを感知し、そうみえる。
何かが違う。
内側からそのような感覚が湧き上がってきた。
今度はその感覚とともに、さまざまな土地に赴いてみる。
八百万の重なりあった構造が、また別のものが見えてきた。
日本民族
日本は、単一民族国家といわれることが多いが、ルーツをたどれば、そうではない。
縄文・弥生・古代と、
渡来者が原住民となり、
原住民と渡来者が混じりあい、
王国間の争いが、
やがて、大和国家の中央集権へ。
複数民族だったのが、戦いに戦いを重ね、少数民族はほとんどが淘汰され、その多くは大和民族となっていった。
グローバル化といわれ久しい現代社会で、あえて民族については語るのは差別的とも思えるが、
今、世界を見渡してみると、民族意識・領土問題などから戦争や紛争につながることがなんと多いことか。
闇の中に光はある。
闇だからこそ、光って見える。
無かったことにしたものを、綺麗なパッケージに入れたからといって、本質が変わるわけではない。
実際、日本では、中央集権が成されたとはいえ、
それから1000年以上、比較的穏やかだった江戸時代と平成時代をのぞけば、
内と外でも戦争が行われている。
民族意識に話を戻せば、
その昔、日本列島には複数の民族が存在していた。
そして、それぞれに信仰する・祀る神が違っていたことだろう。
八百万の複数構造は、そのためか。
勝った部族、負けた部族。
当然、負けた部族の八百万は、勝った部族の八百万に主席を譲る。
しかし、ちょいちょい大きな自然災害、山を崩したり、川を氾濫などがあって、
恐れ慄いた民たちは、祟りじゃ〜とばかりに、以前祀られていた八百万を復活させることもあったろう。
もしかすると、隠れて元の八百万を信仰していた民もあったろう。
表札が□□さん。でも、中身は△△さんなどは、普通だったのかもしれない。
人間の混乱
八百万の混乱
例えば、現代なら、今までは○○国の国民。でも、戦争に負けたので、明日からは□□国の国民。
そんなわけでは、いっさいがっさい変わる。
言語も通貨も。もちろん宗教も!
同じようなことがはるか昔の日本でもあっただろう。
負けた民族は、勝った民族の八百万を押し付けられた。
時代の変遷。
エネルギーの流れ。
それが、今も、さまざまな地にある八百万に感じられる。
人の混乱は地にある八百万の混乱へ
地にある八百万の混乱は人の混乱へ
ある部分で、人と地は一心同体。
地の氣の高まりは、人を満たし、活力になる。
地の氣の荒ぶりは、人を弱らせ、不足を与える。
わたしは誰?
人と地の弱まりが、天を遠ざける。
そして、アイディンティティを分かりにくくする。
しかし、
混乱につぐ、混乱があっても、
新しい地球へ向けて、スピードは加速している。
あなたはどなた?
日本人です!
地球人です!
やがて、その回答は、
変わるかもしれない。
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