海神の声を聴く!
夏だ! そうだ! 山に行こう!
山なら、日本アルプスが見たい!
と、思い、長野へ。
山神に会いに行こう!
と、思ったけど、
山の上に降り立った、海神のところを選んだ。
長野といえば、海が無い。
なのに、
海神!?
日本列島の多くの場所がそうであるように、海底隆起。そして、引っ張り合い。
そもそも、ここは海だった!
そして、今だに隆起が続いているという。
さて、長野初日に訪れたのは、
安曇野市にある、穂高神社 本宮。
ご祭神
中殿 穂高見命 (綿津見命の子)
左殿 綿津見命 (海神。安曇氏の祖神)
右殿 瓊々杵命
別宮 天照大神
若宮 阿曇連比羅夫命
相殿 信濃中将
穂高見命を御祭神に仰ぐ穗髙神社は、信州の中心ともいうべき 安曇野市穂高にあります。
そして奥宮は穂高連峰の麓の上高地に祀られており、嶺宮は北アルプスの主峰奥穂高岳に祀られています。
穂高見命は海神(わたつみ)族の祖神(おやがみ)であり、その後裔(こうえい)である安曇族は北九州方面に栄え主として海運を司り、
早くより大陸方面と交流し文化の高い氏族であったようです。
(穂高神社HPより)
綿津見・海神が鎮まっているので、水の氣の強い場所かと想像していたが、ピッカピカ🌟に輝く場所だった!
水の氣があるところ、
陽の氣が強まる。
両者がいい塩梅ならば、その地の氣は調和される。
拝殿 ↓
神楽殿 ↓
たくさんの風鈴が吊り下げられ、風に吹かれ、心地良い音色を響かせていた。
ご神木 ↓
若宮社 ↓
こちらもご神木 ↓
拝殿向かって右側には、ズラリと並ぶ摂末社がある。 ↓
記憶が定かではないので、Wikipedia参照。
鹿島社・八幡社・秋葉社・疫神社・四神社・保食社・子安社
事比羅社・八坂社・諏訪社・厳島社・穂高霊社
菅原社・八王子社・歌神社
安曇連比羅夫命の像 ↓
飛鳥時代の人物。名は比良夫とも書く。
舒明天皇即位中に百済に使者として派遣されていたが、舒明天皇13年(641年)天皇の崩御に際し、
翌642年百済の弔使を伴って帰国し、その接待役を務めている。
(Wikipediaより)
ここも一段と陽の氣が強い。
ということで、光の儀式をしてみれば、陽が比羅夫命を貫く。
拝殿向かって左側の方には、上高地 明神池のそばに鎮まる奥宮の遥拝所がある。
そこは小さいながら、幻想的な池がある。
ジッと眺めていると、池の中から、龍神が現れそうだ。
奥宮遥拝所の近くには、
縁結びの石がある。
過去に感謝
現在・今に祈願
未来・明日に結願
と、書かれている!
仁王石 ↓
安曇野は道祖神が有名。
穂高神社だけではなく、街中のあちらこちらに道祖神を見る。
石神文化が根付いている。
日光泉小太郎像 ↓
長野県松本地域・北アルプス地域に伝わる民話。
景行天皇12年まで、松本のあたりは山々から流れてくる水を湛える湖であった。
その湖には犀竜が住んでおり、東の高梨の池に住む白竜王との間に一人の子供をもうけた。
名前を日光泉小太郎という。しかし小太郎の母である犀竜は、自身の姿を恥じて湖の中に隠れてしまう。
筑摩郡中山の産ヶ坂で生まれ、放光寺で成人した小太郎は母の行方を捜し、尾入沢で再会を果たした。
そこで犀竜は自身が建御名方神の化身であり、子孫の繁栄を願って顕現したことを明かす。
そして、湖の水を流して平地とし、人が住める里にしようと告げた。
小太郎は犀竜に乗って山清路の巨岩や久米路橋の岩山を突き破り、日本海へ至る川筋を作った。
(Wikipediaより)
安曇野の銘酒 ↓
さまざまな伝承を見るたびに、時空と次元を行き来しているように思えた。
古代と今を、
異世界と今を、
狭間の世界では、さまざまな出会いがある。
それは、姿を成していることもあれば、
ただ、エネルギーだけのこともある。
「つながっている」
あるひとにとっては、
それはおとぎ話かもしれない。
あるひとにとっては、
それは架空の登場人物に思えるかもしれない。
天と地が、
まだはっきりと区切られていなかった頃、
その時代の人間と思しき者たちは、
世界はまるっとひとつであると、
宇宙はまるっとひとつであると、
知っていた。
この世界は、
大宇宙の投影
象徴が表されているのだと、
知っていた。
天と地
上と下
陽と水
2つでひとつ。
地の氣が荒れるのは、
天の氣が荒れるから。
天の氣が荒れるのは、
地の氣が荒れるから。
海神の声を聴く。
それは、
列島の声を聴くこと。
しいては、
地球の声を聴くこと。