地主神に愛に行く!
やって来たのは、茨城県常陸太田 東金砂山にある 東金砂神社。
ご祭神 大己貴命・少彦名命
延暦二十五(八0六)三月(五月に大同と改元)平城天皇の勅願によって、宝珠上人が社殿を造営し祭壇を設けて、現在の滋賀県大津市坂本にある日吉神社(山王権現)の祭神の分霊を祭って、国家安泰、五穀豊穣の祈願所とした。翌大同二年(八0七)坂上田村麻呂が、蝦夷征伐の際、祈願のため多宝塔を建立した。
仁明天皇の承和年間(八三四-八四八)唐に渡って帰国した慈覚大師が、嘉祥二年(八四九)諸国巡拝の際当山に登った。山上からの眺めが、比叡山によく似ているので大師は二十一社の末社を移し祭り、なお羅漢堂を建て十六羅漢を安置した。
源頼義とその子義家は奥州征伐の際戦勝を祈願して、それぞれ太刀を奉納し、頼義はまた、治歴三年(一0六七)の大祭を自ら祭主となって執行し、そのとき柄太刀を奉納した。(東金砂神社HPより)
大己貴命と少彦名命。
茨城県にある神社を巡ると、こちらの八百万セット神によく出会う。
東金砂神社は、東金砂山にある。
案内図を見ると、本殿は山頂にあるようだ。
山登りになるのかな? 若干の懸念を抱きつつ・・・
周辺は人の姿は見えず、、ひっそり。
静かな山だ〜。
では、東金砂神社へ参りましょう!
階段を上りまして、
また階段を上りまして、
たどり着いたのは、仁王門 ↓
周辺には、人の姿なし。
・・・ということは、ここには地主神がいるね〜・・・
この頃、お馴染みなこの感じ。
そして、またまた階段を上りまして、、
ぜーはーしながら、
本殿到着!・・・と、思ったら、違いまして、
こちらは、田楽堂 ↓
こちらの神社では、なんでも72年に一度の大礼祭があり、その際に使われるとか。
東金砂神社では72年に一度「磯出大祭礼」が執り行われ,相対してそびえる西金砂神社とともに,500名を超える行列が,天下泰平・万民豊楽・五穀豊穣を目的として,6泊7日をかけて往復約80キロメートルの行程を神輿とともに進むことでも知られます。磯出大祭礼は,近年では平成15年(2003年)に執行され,次回は2075年となります。(常陸太田市公式HPより)
72年に1度行われるとは、神事として一番長い間隔らしい。
ということで、またまた、また、階段を上る・・・
ひたすら上る・・・
・・・・と、ようやく、本殿が!
今度こそ、本殿到着!
静か〜
自然界の八百万のエネルギーしか無い・・・
樹木に守られるようにあるのは、土地の精霊・地主神だろうか。 ↓
ここの地主神は、陰の樹のなかにほのかに優しい氣が感じられる。
・・・これは、なんだろうか?
本殿周辺をウロウロし、氣の交流を行う。
そして、そろそろ退散と思い、階段をえっちらおっちらとひとつ下へ戻る。
行く時にはスルーしていたが、ここにもお社がたくさん並んでいた。
針塚 ↓
興味深いことに、石碑には「阿波島大明神」と記されていた。
阿波島=淡島。淡島神とは少彦名命と同神という。
東金砂神社には、21の境内社があるという ↓
梵鐘 ↓
神社に梵鐘。
神仏分離以前の名残りだろうか。
さて、東金砂神社のことを調べていると、
「金砂両山大権現大縁起」から、金砂山と役行者の縁を知る。
役行者が富士山頂から北東方向に、金色に輝く山を見たという。そこでは音楽が奏でられ、強い神意が感じられた。
そこで役行者は瞬間移動で、その地に赴いてみると、
そこには仏や菩薩の姿があり、明王や天童が囲っていた。
これはどうしたことかと役行者が問うてみれば、
この地は、薬師瑠璃光如来のある清浄かつ、多くの仏によって砂も金色に輝く土地であるため、金砂山であると告げられたという。
この日は参拝はしなかったが、西金砂山頂には東金砂神社に対をなし、西金砂山神社(常陸太田市HP)がある。
これもまた興味深いことに、社伝と伝承が異なる。
社伝によると、神社の開基は宝珠上人であるのに対し、伝承では、開いたのは役行者、中興は慈覚大師という。
どうやら、金砂山は修験の地であったのだろう。
そして、神仏集合の時代、ここは薬師瑠璃光如来の地であった。
神仏分離がなされた後は、薬師如来と同一神とされる現在のご祭神 大己貴命・少彦名命にされたということだろうか。
しかし、地主神は薬師如来であるはずがなく、
ここまで書いてきて、ようやくその姿が見えてきた。
どのような地主神かと思ったら、
そのように封印されていたかとなるほど納得!
さて、こちらのご神木は、
モチノキ!
県指定の天然記念物。
そうだ! 地主神に愛に行こう!
訪れたのは、2022年GW前半。
その時は、余り地主神のエネルギーを感じられなかった。
ようやく今になって大きくシンクロニシティ!
この辺りから先、荒ぶる龍神が棲んでいる場所も多い。
それは人の世界に多大に影響をおよぼす。
地の氣 地球の内なるドラゴン
それは、
人の内なるドラゴンとつながり、シンクロしてくる。
人の内なるドラゴンが、調和し、やがて解放されるのなら、
地球の内なるドラゴンも、やがて、それに準ずることだろう。