続!
この日の目的の場所は上野方面。
朝食を摂りながら「アンデス」という言葉と電車の中の広告が浮かんだ。
「アンデス・・・。懐かしい」
「行ってみようかな」
前世へのタイムトラベルになるのだろうと、ほぼ確信。
電車を乗り継ぎ、たどり着いたのが国立科学博物館。
古代アンデス文明展。
ゆっくり丁寧に味わいながら館内を見て歩く。
ところが、ある時から頭が重く、少し痛みを感じ始めた。
次元が変化している症状だ。
体が何か伝えようとしている。何か・・・とても、大切なことのような気がする。
頭頂のチャクラや眉間のチャクラのお知らせを感じらながら、歩みを進める。
一つの看板が気になったので、その説明書きが読み始めた。
こころにドスンと何かが落ちてきた。
「そうだよ。そうだよ。これだよ!」
正しい言葉は覚えていないのだが、次のようなことが書かれていた。
古代の人々は、4つの世界を大切にしていた。
「自然 木々や植物、動物の世界」
「自然と人間が共に生きる世界」
「人間と神が共に生きる世界」
「冥界 死者の世界」
古代の人々は本能的にそれを知り、その世界を大切にしながら生きていた。
だが、果てしない時間の流れが、人間の脳を作り変えて、思考に頼らざる追えない世界が作られた。
人間の五感は閉じられ、他の世界どころか、自分とのつながりさえ切れてしまった
この世は人間が中心の世界ではない。
見えない、感じないから、他の世界、異界を否定したくなる。
ホントウは、全ての世界は一つにつながっているのに。
どこかの世界にトラブルが発生すると、それが他の世界に影響を及ぼすことは、
誰もが知っているはずだ。
ワンネス。
今、見ている世界は、自分の内面が映し出された世界。
私が宇宙であり、宇宙が私なのだ。
続く〜。