フォースとともにあれ! サナンダG 闇深き森に射しこむ一条の光 その時、風が吹いた

2022.6.13  Chikako Natsui
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人は、やったこととやらなかったことから成るという。

 

過去生のエネルギーが、象を現したのが、今生の「自分自身」。

そして、この生のあり方が、次の生の象を決める。

 

過去からやってきた亡霊は消え、

やがて、魂のエネルギーが象となって現れる。

 

 

新しい地球へ向け

 

キリスト種

サナンダG

 

激動の時代のエネルギーを変性させるため、

グループへの参加が求められている。

大宇宙へつながるエネルギーポイントの構築。

異世界・異次元、狭間にあるスピリットとのシンクロニシティから協業体制をつくる。

 

 

※特定の教義・団体に属しておりません。

※当サイトでのキリストエネルギーとは、特定の教義・人物を示すものではなく、大宇宙の聖なる愛のエネルギーを示しています。

 

「キリスト」と表記をする時には、上記の断りを記している。

わたしにとって、これは非常に大事なことだ。

新たなアイディンティでもある。

この世界のなにものにも囚われないことの再確認。

 

後世のものは、さまざまなエネルギーが足したり引いたり、掛けたり割ったりで、大宇宙の純粋なエネルギーからかけ離れる。

人の世の学びの最中は、そのルールに即して生きるが、意識が拡大してくると、ルールはルールでも、この世界と大宇宙のそれでは、重なり合わないところが多々ある。

 

重なり合わないところには、いったい、何があるのだろうか?

 

そこには、さまざまな方向から蓄積され、この世界に不調和を引き起こすエネルギーがある。

そして、人を介し、姿を現す。

そして、人によって、姿を現す。

 

不調和を引き起こすエネルギーが消散されたなら、もっと違った世界が創られるだろう。

 

その工程は、人類ひとりひとりに委ねられている。

 

 

 

その旅人は

夜空の星を頼りに

闇深き森を歩いていた。

ガサガサと、バサバサと聞こえるのは、

森に住む動物達。

襲われはしないだろうかと、

一瞬にして、みぞおちのあたりに恐れが湧き上がる

呼吸が浅くなる。

 

それでも旅人は

歩みを止めることは無かった。

杓子の形をした7つの星に導かれ、守られ、

さらに森の奥深い場所へと分け入る。

 

なんのために?

 

旅人は幾度も自分に問いかけた。

なんのために?

なんのために、自分はこの暗い森の中を彷徨い歩いているのだろう?

記憶の彼方、暖かな暖炉の火が頭に浮かぶ。

自分はなんのために旅に出たのだろう?

なにを求めて?

 

どこからかは分からない。

誰からなのかも分からない。

 

還って来い

 

そう聴こえる。

 

だから、還らなければならないのだ。

 

どこへ?

 

さぁ、どこだろう。

でも、間違いなく、そこへたどり着く自信がある。

 

内なる声と逡巡していると、ふと、気づく。

 

夜空ではない。

明け方の空。

 

 

いつの間にか、導きの7つの星が見えなくなり、

変わりに太陽が現れようとしていた。

 

長老たちは家路につき、

兄に入れ替わる。

 

日中も薄暗いと思っていた森の中。

陽の光が射しこんでくる。

取り巻く世界の様相を明らかになる。

 

前方に視線を向ける。

 

光?

あれは、光だろうか?

長らく闇深き森にいたせいか、光か幻想か混乱する。

 

光だ!

光だ!

太陽の光が射し込んでいる!

 

あそこが、森の出口か?

 

意識よりも先に身体が反応した。

それまでガチガチに固まっていた身体から力が抜けていく。

何かが巻きついているように重かった腰から下が軽くなっていく。

息ができる。

凝り固まっていたものが緩み、溶け、流れていくようだ。

 

ようやく、ここまで来れたのだ。

 

風か?

さっと風が吹いたと思ったら、それを追うように一陣の風が吹く。

 

旅人の世界は、新たに動き出した。

そして、旅人の世界は生きている。

生命に輝いている。