ライトワーク🌟 霊山は大宇宙の秘密を隠す 宇宙元旦 春分の日は🌸大いなる神霊鎮まる山へ   大山・神奈川  その1

2022.3.24  Chikako Natsui
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古来、山には様々な神霊が宿るとされている。

 

山霊(さんれい)は、山に宿るとされる神霊の総称。

古来日本の山の多くは山岳信仰の対象として聖なる山として祀られており、そうして山には様々な神々や霊が宿るとされていた。
また山は霊界に最も近いところとも言われ、死者の霊が集うとも言われていた。そうした神々や霊の総称を山霊と呼ぶ。(Wikipediaより)

 

霊山は、大宇宙の秘密を隠す。

 

 

エネルギーの大きな転換点。

宇宙元旦ともいわれる春分の日。2022年のライトワークは、神奈川県にある大山へ!

参加者様には、心より御礼と感謝を申し上げます。

 

 

さて、大山とはどのようなところだろうか?

 

大山

神奈川県伊勢原市・秦野市・厚木市境にある標高1252 mの山である。
丹沢山などの丹沢の山々とともに丹沢大山国定公園に属し、神奈川県有数の観光地のひとつである。
日本三百名山や関東百名山のひとつでもある。

大山は、丹沢表尾根の東端にあり、富士山のような三角形の美しい山容から、古くから庶民の山岳信仰の対象とされた(大山信仰)。
「大山」の名称の由来は不詳だが、明治以降は山頂に大山祇神を祀ったためと言われるようになった。
大山祇神は江戸時代末までは「石尊(大)権現」と呼ばれていた。
大山の山頂には巨大な岩石を御神体(磐座)として祀った阿夫利神社の本社(上社)があり、中腹に阿夫利神社下社、大山寺が建っている。
また、大山は別名を「阿夫利(あふり)山」、「雨降(あふ)り山」ともいい、大山および阿夫利神社は雨乞いの神ともされ、農民の信仰を集めた。

江戸時代の中ごろ(18世紀後半)から、大山御師(明治以降は先導師)の布教活動により「大山講」が組織化され、庶民は盛んに「大山参り」を行った。各地から大山に通じる大山道や大山道標が開かれ、大山の麓には宿坊等を擁する門前町が栄えることとなった。

大山では、天狗信仰も盛んであり、阿夫利神社本社(上社)が石尊権現社(大山寺本宮)だった江戸時代までは、山頂奥社が「大天狗社」、山頂前社は「小天狗社」だった。そして大山には日本の八天狗に数えられた大山伯耆坊の伝説も伝わっている。
元々は伯耆大山の天狗であり、相模大山の相模坊が崇徳上皇の霊を慰めるために四国の白峯に行ってしまったために、相模大山に移り、富士講の人々に信仰されたという。現在でも阿夫利神社の下社の近くに伯耆坊の石碑があり、大山寺の側には伯耆坊を祀った祠がある。

(以上、Wikipediaより)

 

 

最初は富士山周辺で行おうかと考えていた。

だが、内なる声はどうやら違うようで、決定打がないまま数日放置。

ぼんやりとした日々。突然やってきたのは「大山」。

 

大山か〜。

以前、大山阿夫利神社と大山寺へ参ったことがある。

 

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(祈り)白龍再び!? 東のレイライン 聖山 大山 神奈川 ・大山阿夫利神社 大山寺

 

それもあって、軽い気持ちで春分の日のライトワークは、大山とした。

春分の日のレイライン。富士山から大山。そして首都圏へと連なるエネルギーラインを歩こうと思った。

しかし、後から知ってみれば、1000mを超える山だったとは!

 

 

時に山深い場所に赴くなどと神旅をしてはいるが、実は山歩きには消極的。

だが、自然の中に身を置くことが自然で必然で、むしろそこが居場所だろうと山神、山霊に導かれるように、「大山」を選んだ。

さすがに麓から登っていくのはハードルが高いすぎる。そこで途中まではケーブルカーを使い、大山阿夫利神社下社から歩いて奥社のある大山山頂を目指すことにした。

 

8:50 小田急電鉄 伊勢原駅集合。

そこから、約30分ほどバスに乗り、大山方面へ。

バス下車後、左右に土産物屋や飲食店などが並ぶ「こま参道」を15分ほど歩くと大山ケーブル駅到着!

大山ケーブルカー

 

余談ではあるが、「こま参道」とあるからには、「大山こま」が有名。

大山こま

木地製品と大山信仰との結びつきによって発展してきたものであり、その発祥は江戸時代中期と考えられている。落語の演目に『大山詣り』があるように、神奈川県の大山に対する信仰は非常に盛んな物であった。その参拝客を相手に、土産物としてろくろ細工が行なわれており、家庭用品から、こまを含む玩具が作り出され、特産品として他の地方へも売られていた。大山こまは非常によく回ることから、「金運がついて回る」との縁起にも結び付けられ、大山信仰として大変な人気を呼んでいた。(Wikipediaより)

参考:大山こま(大山ケーブルカーHPより)

 

駅窓口でチケットを購入し、大山ケーブルカーへ乗車。

 

 

6分ほどで、阿夫利神社駅へ到着。

 

そこからすぐのところに、大山阿夫利神社 下社がある。

 

大山阿夫利神社

 

今から二千二百余年以前の人皇第十代崇神天皇の御代に創建されたと伝えられている式内社でございます。 古くから相模国は許より関東総鎮護の霊山としてご崇敬を集めて参りました。海抜一二五二米の山頂からは、祭祀に使われたと思われる縄文土器が出土しており、当山の歴史の古さを物語っております。

古代から人々の心の拠り所となり、国を護る山・神の山として崇められてきました。
山野の幸をつかさどる水の神・山の神として、また、海上からは羅針盤をつとめる海洋の守り神、さらには、大漁の神として信仰をあつめると共に、山岳信仰の中心として、今日に及んでいます。

平成二十八年四月には「大山詣り」が日本遺産に認定をされました。

 

ご祭神

大山祗大神 山の神・水の神。別名、酒解神とも呼ばれ、酒造の祖神として信仰もされております。
富士山の御祭神、木花咲耶姫の父君であると共に絆を取り持つ神と伝えられております。

高龗神   日本書紀に記される水神。「髙」は山を指し、「龗」は龍を指す龍神と伝えられております。
古来より祈雨・止雨の神として信仰されており、大山では小天狗とも称されております。

大雷神   日本書紀に記されている雷神。古来より火災・盗難除けの神として信仰されており、大山では大天狗とも称されております。

(以上、大山阿夫利神社HPより)

 

 

約2年ぶりのご挨拶!

 

 

下社から下界の眺めは、ミシュラン・グリーンガイド 2つ星とか。

相模湾に浮かぶ江の島や三浦半島・房総半島などを見ることができる。

 

ミシュラン・グリーンガイド

 

 

この日は、午前中雲が多め。遠くの房総半島は見えにくかった。

 

 

下社境内には、他にもお社が祀られている。

 

浅間社

ご祭神 木花咲耶姫・磐長姫

木花咲耶姫は木の花のような繁栄を顕す美の女神、盤長姫は磐の様に強い生命力を表す長生の女神。

 

大山阿夫利神社の御祭神が富士山の御祭神である木花咲耶姫の父君に当たることから「富士に登らば大山に登るべし、大山に登らば富士に登るべし」と伝えられ、大山と富士山の両山をお参りする「両詣り」も盛んに行われました。一部地域では、大山に登れば一人前として認められると伝承されていたとも云われ、立身出世の神としても知られています。

(大山阿夫利神社HPより)

 

 

天満社

亀戸の講社によって分祀された菅原道真公をお祀りしているお社です。(大山阿夫利神社HPより)

 

 

大山山頂 奥社を目指す!

 

 

登拝門を抜けるとすぐに、急な階段がある。

手摺りにつかまりながら、そろりそろりと登っていく。

 

 

階段を登ってすぐのところには、白山神社。

 

 

白山神社へお参りしたあとは、本格的に大山を歩く。

 

 

大小、石が螺旋階段を描き、どこまでも続く。

 

 

記憶に残るは、小学生以来だろうか。徒歩で1000メートルを超す山に登るという緊張感からか、最初は歩くことに没頭しすぎていた。

周囲の景色は目に入らない。

転ばぬようにと、足元にある石の階段を見続けたのと、登山道が狭いので、他の人の迷惑にならないようにと心が向いていた。

 

それが、精霊たちの語りかけだったろうか?

そよ吹く、風。

たまに射す太陽の光。

鳥の声。

音、匂い。

樹々たちが伝えてきた?

 

楽しんで!

 

そうだ。歩くことに没頭するのはいいが、足元注意を意識するだけなら、魂が喜ばないライトワークになりそうだ。

 

 

登る前は、若干の不安があった。

それもまた、思考の世界。イリュージョン。

 

八百万たちはいう。

 

大丈夫! 大丈夫!

 

 

内なる声と八百万のエネルギーがシンクロし、頭の中で響く。

 

大丈夫! 大丈夫!

 

それに後押しされるように、これから登ろうとする石の螺旋階段を見上げれば、なんとなく楽しい気持ちになり、ニヤついてしまった。

先を行く人びとが、まるでボルダリングでもしているかのように90度に近い角度にも見える山道を登っていく。

これから自分があそこを登って行くのか〜と思うと、まだ山頂に到達してもいないのに、誇らしく思える。

私はすごい!

ナルシスト的であり、自己リスペクトでもあり。

 

そして、ふと気づく。

さっきまでと違い、身体が軽くなっているような、力が満ちているように感じられた。

聖山、霊山といわれるような御山に入るといつもそうだ。エネルギー体の変性がある。

人間的な表現をするなら、御山にある八百万や精霊からのサポートを受けているのだろう。

目には見えなくても異質なエネルギーをより身近に感じることがある、そんな時は、道中何度となく振り返ったりすることも、これまでの神旅・ライトワークでもあった。

 

登山道の半分もまだ来ていないのに、自分にうっとりしている場合ではない! 先を行こう。楽しみながら。

 

ところで、現在、自分がどのあたりを歩いているのか、位置確認。

山中、所々、下の写真にあるように、「大山登山道○丁目」現在の位置を示す石碑がある。

山頂は、二十七丁目。

 

現在、九丁目。(汗)

 

 

見て〜、見て〜と八百万の合図に反応するように、周囲の景色に目を向けてみれば、大山には、ユニークな姿をした樹々たちも多い。

 

また、時々、富士山周辺で見るような土の層や石・岩などに会うと、「両詣り」の腑に落ちる。

関東周辺の山々は、はるか昔、海底火山が隆起し、ぶつかり合いながら、形を成していった。

そのため、エネルギーが強く大きいだけではなく、火の氣によって、そこに激しさが加わる。

 

石に助けられ、樹に助けられ、時にパワーをもらい、山頂を目指す。

 

 

 

歩きながら、大山の様々なスピリットのエネルギーとシンクロする。

 

 

 

山頂までの登山道には、いくつかの見どころポイントがある。

 

 

牡丹岩。

 

球体の岩を探していると、ふと、岩の表面にスピリットの顔が現れているのが目に止まる。

 

 

さらに先に行くと、今度は、天狗の鼻突き岩がある。

 

 

 

 

確かに、穴が空いていた。

 

小休止しながら、下界を覗く。

 

 

そしてまた、せっせと歩く。

 

 

やがて、「富士見台」へ到着!

 

 

お天気次第では、その先に富士山が見える。

残念ながら、この日は雲が多くて、見えなかったが、富士山のエネルギーは間違いなくやってきているので、全身で感じてみた。

 

春分の日。

富士山が仲介するようにエネルギーがあっちとこっち、日本列島をつなぐ。

その一助となるのが、この日のライトワーク。

 

 

頭の中の富士山に挨拶をして、先に進む。

 

すると、鹿の群れ!

 

 

ムシャムシャと樹の皮だろうか? 食べていた。

鹿は神の使いというけれど?

はたまたジブリ映画の「もののけ姫」では、生と死を司る自然界の神・シシ神とも。

 

 

先に進もう。

 

この辺りは枯れ草が多く、春まだ遠からじの様相。

 

 

 

ようやく山頂まで300m!

が、しかし、直線距離とはいかないのが、山の中。

平坦な道を歩くのよりは、時間を要する。

 

 

それでも、ようやく、奥社への鳥居に到着!

 

 

 

が、しかし、鳥居を抜けても、まだ階段が続いていた。

 

 

そして、奥社 2つ目の鳥居。

 

 

山頂!

 

 

う〜ん、いい気分!

達成感!

 

登山を趣味とする場合、これもまた醍醐味のひとつなのだろうな。

達成感!

 

 

山頂は、人が多め。

現在工事中というのもあってか、場所が狭く感じる。

それでも、あちらこちらのグループが、お弁当を食べていたり、その場で煮炊きしながら楽しんでいる。

売店が1軒あるので、お弁当などを持参しなくても大丈夫。

 

他のグループのランチタイムを横目に、私たちは大山山頂を散策。

 

下の写真は、本社。

大山祗大神をお祀りしているとのこと。

先述の通り、こちらのお社は、小天狗社といわれていたとか。

 

 

さらに奥へ足を進めると、

 

奥社といわれ、大雷大神がお祀りされている。

こちらは、大天狗社。

 

 

奥社周辺は現在工事中。

そのためか、氣が落ち着かない。

 

 

 

 

 

 

できることなら、山頂で少し瞑想したり、浄化がパワーチャージをなどと考えていたのだが、工事中と混雑具合が予想以上。

ならば、山頂よりも山の中、登山道のエネルギーが、この日の我々には合っていると意見が一致し、早々に下山を決めた。

 

後から気づけば、それは、必然。

大山にある大きな八百万の配慮であったかと振り返る。

 

大山山中を歩くと、なぜか、大物主神のエネルギーがやってくる。

この御山には、大山祗大神が鎮まっているのだが。

どこでどのようにシンクロしているのだろう?

エネルギーをひとつひとつ紐解くように、疲れた足を労りながら、来た道を戻る。

 

その2へ続く。

 

 

神霊宿る御山のライトワークシリーズ:

ライトワーク🌟 古来、山には様々な神霊が宿るとされている! 天狗の住む高尾山でエネルギーの変性!  高尾山・東京 その1

ライトワーク🌟 火が燃える 天狗の住む高尾山でエネルギーの変性! 天・地・人が一体となり、動かされる    高尾山・東京 その2