ご祭神
高皇産霊神
天地開闢の時高天原に最初に出現した三柱の神、天之御中主神、高御産巣日神、神産巣日神のうちの高御産巣日神であり、
これら三柱の神を造化三神と申し、高御産巣日神、神産巣日神の二神は、産霊の神で総てのものを生み、生かし、育て、伸ばす力を持った神様である。
合祀神
神明大神(天照大神)
若宮大神(仁徳天皇=大雀命)
諏訪大神(建御名方神)
八幡大神(應神天皇=品陀和気命)
産霊の神に会うために、伊豆半島へ参った。
国道からそう離れた場所ではなかったが、とても静かな場所だ。
鳥居をくぐり、境内へ。
階段下から本殿を撮影すると、ぼんやりと白いオーラが現れた。
霊氣の強さを直感する。
本殿横に回ると、紅葉が陽の光を媒介する。
さらに、その横に、
稲荷利大明神
山神社
さらに、その横、一段高いところに、いくつかの小さな祠があった。
どちらの八百万スピリットが祀られているのだろうか?
そもそもこの辺りにあった地主神だろうか。
そこに近づいたのが合図のように、陽の光が強くなった。
それなら、光の儀式。
少しずつ、エネルギーが変わってくる。
本殿へ戻ろうとしたとき、太陽の様相に氣が向き撮影してみると、
モワンと白いオーラが現れた。
この地にある八百万スピリット。
ところで、高皇産霊神はどうしてこの地に祀られたのだろうか?
神社の後方には、「旭滝」がある。
旭滝
修善寺温泉周辺に厚くたまっている軽石の層を貫いて地下から上昇してきた玄武岩の岩体が旭滝玄武岩です。軽石層中に入り込んだマグマは冷え固まる際に収縮し、柱状の岩「柱状節理」を作りました。旭滝では、滝の表面に柱状節理の6角形の断面が見えています。あたかも人工的に積み上げた石壁のような旭滝は、溶岩が作った自然の美しい造形です。
かつて、旭滝の下には瀧源寺という普化宗(虚無僧の宗派)のお寺がありました。現在は滝の近くの登る歩道沿いに住職の墓標である卵搭が残されています。
虚無僧といえば編み笠と尺八です。旭滝は尺八の名曲「瀧落之曲」が作曲された場所としても知られています。
(伊豆半島ジオパーク ジオサイトより)
旭滝は、かつての火山の地下にあったマグマの通り道が地上に姿を現した「火山の根」の一部です。
火山の根の側面にあたるこの場所は、横方向からマグマが冷やされたため、横倒しの柱状節理ができたのです。
(誰が積んだの?この石垣より)
旭滝の前にある説明。
伊豆半島の生い立ちの説明がある。
詳しくは、伊豆半島ジオパーク_成り立ちを!
約2000万年前、伊豆は本州から数百km南、現在の硫黄島付近の緯度にありました。
この頃の伊豆は深い海の底で活動する火山の集合体(海底火山群)でした。
2011年3月の東日本大震災の原因となった「太平洋プレート」。
この巨大なプレートは、伊豆半島が乗っている「フィリピン海プレート」の下にも沈み込んでいて、将来、伊豆半島になる大地の源、マグマを供給していました。一方、フィリピン海プレートは、本州がのっている「ユーラシアプレート」の下に沈み込みます。
フィリピン海プレートの上にできた海底火山や火山島はプレートとともに北に移動しました。100万年ほど前に本州に衝突。陸地同士が海を埋め、現在のような半島の形になりました。これが約60 万年前のできごとです。(伊豆半島ジオパーク_成り立ちより)
『高皇産霊神(タカミムスビノカミ)』は、天地を生成する力を持つ神様なので、大地の力によって生成された旭滝のそばに建立されているのが納得できます。(伊豆市 観光情報サイトより)
火
地
産霊によって
海底から現れたのは
黒い龍!
火は燃え、土になる。
土は、金(鉱物)を生む。
金(鉱物)は冷え、水を生む。
水は、木(氣)を育む。
木(氣)は燃え、火を生み、、、
循
環
今、ここでみる黒龍は非常に穏やかだ。
しかし、この地にある龍を鎮めるために招聘された八百万は猛者ばかり。
ということは、その昔、かなり荒くれていたのだろうな。
伊豆半島の成り立ちが、それを裏付ける。
また、一方では清い水を生み、木々を育み、生命エネルギーを発出する。
黒い龍の修練がうまくいくなら、霊性の高い龍神へと変容することもあるかもしれない!
旭滝の近くに、小高い丘へと向かう橋がかかっていた。
周辺の紅葉が美しい!
階段を上ると、滝への遊歩道があった。
滝のそばには、朽ちた石仏さんたち。
そういえば、説明書にもあったが、旭滝の下には瀧源寺という普化宗(虚無僧の宗派)のお寺があったという。
そこに関係するのかもしれない。
虚無僧
普化宗は中国(唐)の普化を祖とし、日本には臨済宗の僧心地覚心が中国に渡り、普化の法系の張参に竹管吹簫の奥義を受け、張参の弟子「宝伏」ら4人の居士を伴い、建長6年(1254年)に帰国し紀伊由良の興国寺に普化庵を設けて住まわせたことに始まる。
古くは、「こもそう(薦僧)」ということが多く、もと坐臥用のこもを腰に巻いていたところからという。
虚無僧は「僧」と称していながら剃髪しない半僧半俗の存在である。尺八を吹き喜捨を請いながら諸国を行脚修行した有髪の僧とされており、多く小袖に袈裟を掛け、深編笠をかぶり刀を帯した。(Wikipediaより)
石仏さんの近くにあったすでに生命が終わったかのように見える木に氣が向く。
ほのかに八百万のエネルギーを感じる。
すぐ近くで滝のエネルギーをあびる!
マグマが冷えて固まった滝つ瀬がダイナミックな氣を発す!
geo ジオ
地球で体験したいことのひとつ!
火山のエネルギー!
地球とシンクロニシティ!
さて、来た道を戻る。
紅葉が陽を受け、輝く!
旭滝から離れ、神社へ戻る道に歩きだすと、紅葉の隣に、すーっと天に向かって真っ直ぐに伸びる木を見た。
少し細いようにも思えるが、素直な佇まいがとても良い。
木の反対側には、石。
そばに寄ると、陽が強くなったよう。
それではと、光の儀式で陽を降ろす。
さらに石がパワーアップするなら、天の氣の依り代となり、地の氣と調和する。
旭滝をモチーフに作曲された尺八の名曲「瀧落之曲」についての石碑。
大平神社の境内へ戻った。
さっき参ったときから少し時間が経ったからか、陽の様相が変わったようだ。
天の氣と地の氣がシンクロし、特有のフォースを発する。
高皇産霊神から学んだのは、産霊(むすひ)のこと。
物質と魂の産霊
魂と霊の産霊
そして、その先にあるのは、、
言葉にならぬ、
まだ、象に現れないもの。